A・骨髄穿刺をする理由 |
B・骨髄を取る場所 |
・芽球(白血病細胞)が 末梢(細い血管)の中では見つからなくても 骨髄の中にはあるかもしれないので 検査する。
・白血病を倒す為の薬が 正常の細胞を壊していないか 確かめる。 |
・胸骨
・腸骨
・赤ちゃんはスネの骨から 標本をとるそうです。 |
C・吸引(腸骨の場合) |
1.うつぶせに寝て 下着を少し下げ イソジンで消毒をし 穴あきオイ布を かぶせる。 |
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2.局所麻酔をする。薬を全部注射するのに 1分ぐらい 麻酔が効くまで しばらく待つ。 |
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3.穿刺針を 骨髄まで差し込む。 針は 二つの部分に分かれていて 中が空になっている部分(外筒)と その中に穴のあいていない針(内筒)が 一組になっている。針が骨の中に入ったところで 内筒(穴のあいていない針)を中から抜き取り 外筒(外側の針)は そのまま骨髄に刺しておく。 |
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4.注射器を 外筒に接続して骨髄を吸引する。 骨髄を吸い出す時が 人によっては 不快な圧や 痛みを感じる。 |
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5.充分に 骨髄の標本が取れたら 針を抜く。(検査だけなら およそ2cc、写真のモデルは 40cc採取しました。)ax |
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6.抜いた後に ばんそうこうを貼って 仰向けになり 自分の体重をかけて 止血する。 出血が止まったら 終了。 |
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D・とった骨髄は? |
顕微鏡を使って どんな風に見えるのか調べる。全部の組織を数え 芽球(白血病細胞)を捜す。その結果、病気がどんな状態かがわかる。それによって 治療方針も決まる。 |